「正当防衛」を主題とした模擬裁判『不協和音』を上演いたします。この模擬裁判は、今年で70回目を迎え、毎年多くのお客様にお越しいただいております。当団体の掲げる「地域社会への貢献」と「学問的研鑽」という二大理念の実践の場として、法律的に妥協のない内容にすると同時に、法律問題になじみのない方にも演劇として楽しめる舞台とすることを目標にしております。

今回の模擬裁判では、1人の女性のストーカー被害を発端に事件が進んでいきます。離婚した夫から執拗なストーカー被害を受けていた女性は、そのことを大学時代の2人の共通の友人である男性にも相談します。心配した友人は、念のためバットを持って彼らの話し合いの場に向かいますが、そこには激しく口論する元夫婦の姿が。友人の男性は急いで駆けつけますが、殴りかかる素振りを見せた元夫ともみあいになり、倒れた元夫は頭を打って亡くなりました。友人の男性には「正当防衛」が認められるのかどうかを争点に裁判を行い、判例実務に基づいて判決を下します。

五月祭にお越しくださった皆様に、東大法学部や法律について理解を深めていただけるような場として、交流会を企画・運営しております。
「法律というとなんだか難しそう」「法学部って何を勉強しているのかよくわからない」。そのような方も多いと思います。
交流会では、アニメや仮想の事例を用いて、一緒に法律について考えてもらうワーク企画を用意しています。
子供から大人まで幅広く皆様に楽しんでもらえる内容となっておりますので、ぜひお越しください！
もちろん、東大生や東大法学部生と話してみたいという方でも大歓迎です！

模擬裁判： 2018年5月19日（土） 11:30開場 開演12:00～14:30 於 東京大学本郷キャンパス安田講堂　 地図
交流会： 2018年5月19日（土） 9:00～18:00(模擬裁判上演中は除く) 　/　20日（日）9:00〜16:00 於 東京大学本郷キャンパス法文１号館西１階112教室 地図