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2015年度のイベント
2015年度京大交歓会

※このイベントは終了いたしました。多くの方々にご来場いただき、ありがとうございました。

京大交歓会は奇数年は東京大学で偶数年は京都大学で開かれる東京大学法律相談所と京都大学法律相談部の交流事業です。2015年の今年は東京大学にて開かれます。

一連のプログラムとしては一日目に合同相談事業及び懇親会、そして二日目に観光を行い、両大学生の交流を深めていきます。現在、両大学による合同法律相談を受け付けておりますので、ご興味ある方はこちらから予約をお申込み下さい。なお、刑事事件や税法に関するご相談はお引き受けできませんのでご了承ください。

合同法律相談日時:11月28日(土)10:30~/13:30~

2015年度講演会 演題:「我が国の安全保障」
講演者:藤原 帰一 氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授)

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2015年講演会 「我が国の安全保障」 毎年恒例の法律相談所主催の講演会ですが、今年は、安保法制を巡って大きな議論が起きたことをうけて、東京大学法学政治学研究科教授で国際政治学者の藤原帰一氏をお招きし、我が国全体の問題である安全保障についてのお話をいただきます。ぜひ、高校生から社会人の方、高齢者の方まで、幅広い年代の人々に来ていただければ幸いです。

新興国の台頭により国際情勢が流動化しつつある中、日本では先月、新安保法案が国会で可決されました。変化する国際情勢への柔軟な対応として肯定的に評価する意見がある一方で、国会周辺での連日のデモなどの反対の声も強く、この法案は、賛否両論はあれども国民の関心を非常に集めるものでした。このように、戦後70年が経った今、我が国の安全保障政策は大きな議論を巻き起こしています。今回の講演では、日本を代表する国際政治学者である藤原帰一氏に、これからの世界はどうなるのか、これからの我が国の安全保障はどうあるべきか等、幅広くお話しいただきます。

日時: 2015年10月25日(日) 14:00開場 14:30~16:30講演
場所: 東京大学本郷キャンパス法文2号館31番教室 地図

講演者紹介(記事掲載時点のものです)

藤原帰一(ふじわら・きいち)氏:国際政治学者。東京大学大学院法学政治学研究科教授。専門は東南アジア政治、国際政治。法学部講義『国際政治』は、東大法学部で一二を争う人気授業。テレビや新聞など多方面で活躍中。無類の映画好きとしても知られ、映画の連載を持つこともしばしば。

2015年度五月祭 第67回模擬裁判 「指切り」

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東京大学法律相談所は、東京大学の学園祭である五月祭において、毎年模擬裁判を上演しております。今年は67回目を迎え、この模擬裁判はつねに東京大学法律相談所とともにある行事といえます。

模擬裁判の長所を挙げるとすれば、学術と娯楽、双方を両立させていることのように思います。題材を探して、法律上の争点をつくり、そして解釈を加えて判決文にする。この過程は8ヶ月以上にも及ぶのですが、所員自らの手で、妥協のない法律イベントを求めています。一方、演劇としても充実しています。キャスト陣は体づくりにはじまり、声の出し方、演技練習と、役者並みの準備をもって本番に臨みます。舞台効果も、先輩から後輩へと引き継がれたノウハウを生かし、ステージをさらに盛り上げます。法律問題に着目するもよし、演劇として見るもよし、お客さまそれぞれの楽しみ方ができる模擬裁判に、ぜひお越しください。

模擬裁判の後には、交流会が予定されています。本番で出された判決についての質問ブースなど、模擬裁判をより深く楽しめる企画から、模擬裁判とはまた違ったお楽しみ企画までございます。どうぞ、よろしくお願いします。


日時:2015年5月16日(土) 12:30開場 12:45開演
場所:東京大学安田講堂(入退場自由) 地図

あらすじ:
大学4年生の主人公は、過去にSNS上で行った「晒し行為」を理由に新聞社の採用内定を取消されてしまう。卒業を間近に控えての内定取消によって就職先を失った彼は、その新聞社を相手取り、内定取消無効を司法に訴えた!果たして、人生をかけた裁判劇の結末やいかに。企業による内定取消はどのような場合に無効となるのか、あるいは認められるのか、その境界に迫ります。

みどころ:
10月25日 14:00開場 14:30~16:30講演
当日どのような判決が下されるかは、裁判官役の所員を除き、判決が下されるその瞬間まで舞台上の演者を含めて誰も知らない、という臨場感満点の仕掛けが施されております。裁判の争点としては、①事実を誇張した表現で不用意に流布する傾向のある者はマスメディアに携わる者として不適格といえるか?、②就活生に大きな被害を与えてまでも内定は取消されるべきなのか?、が問われます。原告である主人公がSNSで行った「晒し行為」の目的やその内容の信憑性、被告企業の職務の性質等を根拠に展開される激しい主張のぶつかり合いを、いっしょに判決を予測しながらお楽しみください。